ロータリー財団の新しい資金モデル:知っておくべき10のポイント

財団の新しい資金モデルの立案に深くかかわってきた身として、私は、ソーシャルメディア等にロータリアンの皆さんが投稿する質問や疑問を確認してまいりました。ロータリアンがこれからも世界で「よいこと」を続けていくには、財務の長期的な安定が不可欠であり、新しい資金モデルを立案した理由はまさにここにあります。2015年7月1日から有効となるこの新モデルについて、皆さんに情報をお伝えし、より良くご理解いただけるよう、この場をお借りして10のポイントをご紹介します。

1. ロータリアンとクラブにとっての重要性

ロータリーの強みはクラブ会員の才能と熱意にあります。最近の不況と不安定な投資市場を経験した財団は、投資収益の不調がロータリーのプログラムや奉仕に影響を与えないよう、十分な準備金を蓄える必要性を強く認識しました。新しい資金モデルは、現在だけでなく、これからもずっとロータリアンの活動を支えていくための財源を確保することが目的です。財団の方針は、3年分の運営費に等しい運営準備金を維持することです。

2. ポリオプラス基金への寄付に一切影響はありません3. 恒久基金への寄付に一切影響はありません4. 地区財団活動資金(DDF)に一切影響はありません5. 必要な場合には、年次基金への寄付の5%が、国際財団活動資金(WF)から運営費(または運営準備金)に充てられます。

今後も引き続き、年次基金への寄付は、3年間の投資期間を経た後で、50%がDDF、残り50%がWFとなります。ただし、投資収入で十分な運営費を賄えない場合、あるいは運営準備金が十分なレベルに達していない場合には、年次基金への寄付の5%に相当する資金が、WFから運営費に充てられる場合があります。運営費に充てる必要がない場合には、この5%はWFとして残り、通常のWFと同じように補助金に使われます。

6. グローバル補助金への現金拠出の5%が運営費に充てられます

現在の仕組みでは、クラブや地区がグローバル補助金に現金を拠出した場合、さまざまな事務手続きが必要となります。例えば、通常、グローバル補助金には複数の提唱者がおり、複数の会員が別々に寄付しているクラブもあります。このような場合、個々の寄付者への認証手続きが必要となります。さらに、28種のロータリー公式通貨への換算や海外送金といった手続きも必要です。しかし、この拠出金は3年間の投資を経ないため、こうした事務手続きの費用を賄う収入がありません。こうした理由から、グローバル補助金への拠出金の追加の5%をこの事務手続きの経費に充てることになりました。

7. 法人寄付の最大10%が運営費に充てられます

法人や企業からの大口の寄付の最大10%を運営費に充てることは、一般的に多くの慈善団体が行っていることです。このような寄付は、重点分野におけるプロジェクトの重要な財源となります。こうした寄付の最大10%で運営費を賄うことができれば、その分、クラブと地区による補助金プロジェクトの資金を保持することができます。

8. ロータリアンにしっかりと情報を伝えるためのプランを立てています

管理委員会は、この新しい資金モデルの正確な情報を、透明性をもって、丁寧に連絡、説明していけば、ロータリアンからの支持が得られると考えています。このコミュニケーションプランの第一段階は、ロータリーのウェブサイト(www.rotary.org)上にお知らせと資料「財団の確かな未来のために」を掲載することでした。今後、新モデルに関する情報をさまざまなロータリーのメディアに掲載することを予定しています。

9. 研修と資料を準備しています

現在、地区とクラブの役員と委員会のための研修資料に加え、ウェビナーやEラーニング資料を作成中です。詳しくは、fundingmodel@rotary.orgまでお問い合わせください。

10. 財団は資金管理と透明性を大切にしています

財団はこれまでも、Charity Navigatorやそのほかの慈善団体の格付け機関によって、非常に高い評価を得ています。詳しくは、ウェブサイトの財務情報のページにある「信頼される慈善団体として」の項をご覧ください。

お問い合わせやコメントがありましたら、fundingmodel@rotary.orgまでご連絡ください。

ロータリアンは、人々の人生を大きく変える意義ある活動を、地域社会や世界で行っています。このような活動を末永く続けていくために、ロータリー財団を引き続きご支援いただけますよう、何とぞお願い申し上げます。

Rotary News

19-Jun-2014
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